お名前.comで取得したドメインをRoute53で管理してS3を独自ドメインでホスティング
■取得したドメインをRoute53で管理してS3を独自ドメインでホスティング
お名前.comで取得した独自ドメインをRoute53で管理するように設定し、S3に割り当てるまでをやったのでその手順を残しておこうと思います。やり方は下記のサイトを参考にさせて頂きました。はてなブログをPROにしている人は独自ドメインを割り当てても良いですね。
★お名前.comでのドメイン取得
ドメインの取得方法などは割愛しますが、自分の好きな名前のドメインを取得します。安いものですと年間500円以下で取ることができるので勉強用に新たに取得することにしました。
僕はお名前.com
から取得しました。もちろんアフィリンクです。
Route53自体でもドメイン取得できるようです。
★Route53を設定する
マネジメントコンソールからRoute53を選択
ホストゾーンを作成
ドメイン名とコメントを入力して作成
ネームサーバを確認
作成したホストゾーンの詳細欄にネームサーバが表示されますのでそれを確認します。
お名前.comの管理コンソールでネームサーバーを変更
Route53で確認したネームサーバ名をお名前.comのドメインNAVIで入力します。
ネームサーバを変更する
nslookupとかで確認
しばらく経ってから確認して、指定したネームサーバが表示されればOKです
★S3でWebホスティング設定をして独自ドメインをひもづけるための準備
コンソールからS3を選択
バケットを作成
S3上ではバケットというものを作成し、そこにオブジェクトを突っ込んでいきます。バケット名と独自ドメインのドメイン名をひもづけるわけです。
バケット名を入力
Route53で管理しているドメインとひもづける場合は、バケット名にはドメイン名と同じ名前を利用します。
S3をWebサーバとして使う
Static Website Hostingタブで「Enable website hosting」を選択します
S3にデータアップロード
ブラウザから複数ファイルをドラッグアンドドロップでアップロード
S3アップロード時の詳細オプション
アップロード時の「Set Details」の「Use Reduced Redundancy Storage」にチェックを入れると少し低冗長になるかわりに課金を33%安くすることができます
★Route53で管理しているドメインとS3のエンドポイントをひもづける
Go to Record Sets
Route53の管理画面に行き管理しているドメインを選択した状態で「Go to Record Sets」を選択します。
Create Record Set します
AliasをYESにし、Alias TargetにS3のエンドポイントを指定
正しくバケット名が登録されていると、Route53で設定したドメインに対応したS3のエンドポイントが表示されるはずです。 これを選択すると独自ドメインのURLでS3にホスティングされたコンテンツを参照することができるようになります。
URLを入力してアップロードしたコンテンツが表示されればOK
実際に独自ドメインのURLを入力してみてコンテンツが表示されればOKです。403 AccessDenied などが表示されてしまう場合はオブジェクトの参照が許可されていなかったりします。
■まとめ
初心者の僕でもわりと簡単に設定ができました。
ポイントはS3のバケット名に気をつけるところぐらいかと思います。
S3の場合静的コンテンツのみにはなりますが、MT/WP/nanocなどで静的コンテンツを出力してやれば独自ドメインかつ低コストでホスティングすることができますね。